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灸(きゅう)について

肩のお灸を受ける女性

江戸時代には大流行となったお灸

鍼灸とひとまとめに言われますが、灸とは、経穴(つぼ)の上にもぐさを置いて焼き、温熱刺激により治療を行うという療法です。 灸治療の始まりは鍼よりも古く、紀元前の古代中国で発明されて、中国の伝統治療として発展しました。日本には仏教と共に伝来してきたと言われ、お灸は僧侶が施す治療という時代もあったそうです。現代でもその流れを汲んで、鍼灸師の国家資格を持つお坊さんも時々います。江戸時代になると、灸は家庭でも行われるようになり、ちょっとしたブームまで起きていたそうです。 家庭でも行われていた施術でしたが、昭和22年には鍼と共に、国家試験合格を条件とした公的資格となりました。

施術部位は米粒くらいの大きさ

「もぐさを皮膚に置いて火をつける」シンプルな施術ではありますが、もぐさの置き方、大きさやひねり方(こよりのように固める)によって、効果が異なります。症状に適応するつぼの上に、効果的な火力となるように、もぐさを置いて線香でそっと火をつけます。
もぐさの置き方は、直接肌に置く直接灸と、皮膚ともぐさの間をあけたり、しょうがやにんにくのスライスなど挟んだりする間接灸の主に二通りになります。直接灸の場合でも、現代ではやけどをするほど大きなもぐさを置くことはあまりなく、ほとんどは米粒大またはその半分程度の小さな点に施術します。
例外的に足の裏の魚の目や、角質化してタコになった部分に対しては、大豆くらいの大きなお灸を据えることがあります。この場合は患部を焼き切ることが目的ですが、感覚の鈍くなっている部分に施術するので、痛みが出るほどの治療は行わないのが通例です。
薬局などで手に入り、家庭でも使えるお灸の場合は、熱源が直接皮膚に触れることのない台座灸と呼ばれる形になっています。
また、鍼灸院などでは、体に刺さっている鍼にもぐさを乗せて火をつけ、鍼を通して体内に熱が伝える灸頭鍼を行うことがあります。ひとつの経穴に対して、鍼と灸の相乗効果を狙うという、高度な技術です。

妊婦さんにも使われる優しい治療法

自然治癒力を引き出す治療でも、鍼と異なりお灸の場合は自分でもできるマイルドな施術です。刺激の強い治療に耐えられないほど体力が落ちている場合でも、お灸ならば気持ちよく受けられるという方も多いそうですので、疲れが激しい人や、病後の回復期にある方には比較的向いている施術と言えるでしょう。
効きめの優しさから、つわりやむくみのきつい妊婦さんが健康管理のためにお灸を受けたり、逆子を直すと言われるお灸技術もあるため、女性の間では人気が高まりつつあるようです。
注意点として、皮膚に熱を作用させるという治療の性格上、水ぶくれができたり、跡が残ったりする可能性があります。皮膚が弱い方、跡が気になる方は控えた方が良いでしょう。また、皮膚病の部位や皮膚のすぐ下に大きな血管がある部位へのお灸は禁忌となります。

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