鍼灸整骨院らんまん堂の3つのこだわり
01開かれた施設として、地元に根ざしたケアのご提供
現在の施設を開業する前、さまざまな地域にある施設で地域の整骨関係の施設では見られない悩みや不調を抱えた方々への施術を体験・経験をつみました。こうした体験・経験を経て、生まれ故郷の茨木市の郊外で「鍼灸整骨院らんまん堂」を開業しました。忙しく施術をこなすのではなく、一人ひとりのお客様とじっくりと向き合って、適した施術、必要とされている施術を提供したいと考えたからです。施設が位置する上穂積エリアは田んぼや畑が残り、農業を営んでおられるご家庭も多いのが特徴です。年を重ねても農作業をしたい、自立した生活を送りたいとお考えの方が多く、地域に根ざした施設として、ご年配の方のケアに注力しています。
また、当施設の前の道路は生活道路となっており、駅に向かう際や近くの大きな公園、ゲートボール場への行き来に、地域の方々が利用されます。当施設では、行き来される方に施設の中の様子がよくみえるように、建物の道路に面した部分を、すりガラスではなく透明のガラスにしています。初めて利用する際、誰もが「どんな先生かな」「どんな雰囲気のところかな」と、多かれ少なかれ不安を持たれます。
そんなとき、中が見えやすい施設なら、通りすがりに中の様子をチェックすることもできます。悩みを抱える人に、できるだけ躊躇することなく相談にきていただきたいと考えるからこそ、当施設では開放感を大切にしています。おかげで、今では気軽に話をしに来たり、畑でとれた野菜を持ち寄ったりするなど、地域の方々の交流の場になっています。
02じっくりとお話を聞いて、その方に必要な施術をご提案
当施設の大きな特徴の1つが、時間をかけてカウンセリングを行うことです。カウンセリングはプライバシーが確保された個室で行い、痛みや不調について詳しくお聞きするとともに、お客様がどういう状態を目指しておられるのについてうかがいます。例えば、同じような膝痛を抱えていても、若い時のように動きたいという方と、普段の生活の中で家族の世話にならなくていいようにしたいという方とでは、施術の目的も手法も異なります。
さらに、健康に毎日を送るための重要なポイントとなる生活環境についてもおたずねします。施術者は介護支援のアドバイスも可能なため、高齢者が生活しやすい環境などについて、適切なアドバイスも期待できます。
その後、お客様に体を動かしていただいたり、施術者が手で確認したりしながら、その日の体の状態をチェックします。また、施術についてのご希望についても、きちんとうかがいます。こうしたさまざまな情報を総合して、不調や悩みの原因を見極め、適した施術プランを提案します。施術の方法や費用についても、できるだけわかりやすく、詳しく説明します。
こうしたステップをきちんと踏んで、お客様がプランに同意されれば施術を行います。「自分には合わない」と判断される方もいらっしゃいますので、その場合、施術は行いません。また、医療機関で検査などを受ける必要があると判断すれば、受診をおすすめすることもあります。それは、地域の身近なところで長期的にお客様と関わる私たちの役割でもあります。
03「手技」「鍼灸施術」などバリエーション豊富な施術
当施設では、鍼、お灸、手技によるマッサージを組み合わせて施術を行います。どの方法で施術するかは、お客様のご要望を優先して決定しますが、良い変化が見られない場合や、必要と判断した場合は、ご希望以外の施術法を提案することもあります。こうした場合でも、施術の方法、費用、痛みなどについて、わかりやすく説明して、同意をいただいた場合のみ施術を行います。
また、どうしても鍼はこわい、お灸は苦手等とおっしゃる方もいらっしゃいますので、この場合は代替案をご用意します。複数の手法を組み合わせて、例えば鍼灸3割、ハンドケア7割という具合に、その割合もお客様に合わせて設定することもあります。施術を「嫌だ」と思う気持ちがあると、心身ともに緊張してしまって、良い方向に導くことが難しくなるからです。
当施設では、1回目のご利用の方については、できる限り鍼とお灸の両方を体験いただくようにしています。体験することで、その施術がどんなものか理解が深まり、自分にとって「合う、合わない」の判断ができるようになるからです。両方について経験があれば、今日の自分にはどちらが適しているかを、自己判断することも可能になってきます。「何となく、鍼がいいような気がする」というときは、体が鍼の施術を要求しているのです。
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